ピアノの発表会では奏者はだいたいプログラムの3~5番前くらいに舞台袖に来て、スタンバイ。
終わったらそのまま会場へ・・・というのが多いです。トコロテン方式です。
「演奏中の出入りは控えてください」と扉に書いて頂いているので、さすがに演奏中に出入りされる方は少ないのですが、アナウンス中や奏者の入退場中は「演奏してないから、移動OK♬」みたいな感覚で堂々と(?)移動される方も中にはおられます。
ピアノの発表会の会場内の移動はタイミングを見計らうのが本当に難しいです。
ひっきりなしに次の人が登場しますからね!
そこで、ある先生がお考えになったアイデアをご紹介いたします。
1部の前半の人は最初から舞台袖にスタンバイしています。
演奏が終わった子もすぐには会場に行きません、一旦舞台袖で待機です。
そして、前半の子全員が終わったら、一斉に会場に、親御さんのところに行きます。
そのタイミングで1部後半の子が舞台袖に全員スタンバイします。
メリットデメリットあると思いますが、メリットだけ言えば、会場の出入りは格段に減ると思います。
ビデオ屋目線で申しますと、アナウンス中、奏者の入退場も撮影してますので、会場内はシーンとしていてほしいのです・・・
ホールの椅子が自動で元に戻る(背もたれのところに座る面がバネでペタンとはりつく)椅子は、クセモノで思いのほか大きな音がします。
小さい子供たちにとっては、綺麗なドレスを着て、発表会は半分パーティみたいなものだと思います。
その嬉しい、弾けた気持ちも大事にしつつ、発表会が進めばいいなと思います。
麻宮紫おん