先日息子が所属する少年野球の卒団式に在団生親として参加しました。
そこでサプライズ企画として、卒団生10人のうち2名がピアノ伴奏をしてそれに合わせて歌を送る、というのがありました。
ガッチガチに野球少年、まさか彼が?と思うような子がピアノを弾きだしたのでとても驚きました。
「野球」と「ピアノ」
その距離が離れれば離れているほど、その人の幅を感じます。
「意外性」だけでは片づけられない人の「幅」と思います。
たとえば・・・
お美しいピアノの先生が実はお酒にめっぽう強い、とか
幼児にリトミックを教えている、私よりも年上の先生がジャニヲタ、とか
ザ・セレブなピアノの先生との会話が昭和なオヤジギャグ満載、とか
バリバリのダンスの先生が実は和服好き、とか
知らない人がいないくらい有名なピアノの先生が実は山ガール、とか
一つのことに精通しておられながら、他方でも魅力的な何かを持っておられる。
これは人の「幅」かと思います。
野球少年がピアノを弾いたのをみてそう思いました。
麻宮 紫おん